ATTコラム

ATTコラム工法(アットコラム)は鉛直支持力が大きく又、特に周辺摩擦力が大きい(その為、引き抜き支持力が大きい)特徴を有す杭工法です。
地震時の杭頭曲げについては柱状改良との複合であり杭頭曲げ力も強く、環境対策としてはプレボーリング工法とは異なり柱状改良後に羽根付き鋼管杭を回転埋設させる為、発生産廃残土が極めて少ない特徴も有します。
また品質確保としては孔壁崩壊が無い為、高止まりが無く、ATTコラムが優れた支持力性能を発揮するのは、その施工方法と材料の組み合わせに負うところが大であり地盤改良の一種である深層混合処理工法と回転貫入杭工法を組み合わせ、鋼管から、らせん状羽根を介してコラム~地盤へと荷重を効率よく伝達することができます。
また、深層混合処理工法により周辺地盤を緩めることなく、コラムを築造します。
さらに、羽根付き鋼管を回転埋設する際に、コラム及び周辺地盤を再加圧する効果があります。コラムはブリーディングしないので、羽根付き鋼管と完全に一体化され、その結果、良好な特長を有する杭工法です。